水痘予防接種
●水痘とはどんな病気?
水痘?帯状疱疹ウイルスに初めて感染したときにみられる急性の感染症で、直接接触、飛沫あるいは空気感染によって広がり、最も感染力の強い感染症のひとつです。
ひとたび感染すると一生、体の中に潜伏感染し、加齢や免疫抑制状態等で再活性化し帯状疱疹を発症します。
典型的な水痘は特徴的な発疹が主な症状でかゆみを伴います。発熱を伴うこともあります。通常1週間程度で自然に治癒しますが、まれに脳炎や肺炎、肝機能の異常を伴うことがあります。
成人が水痘にかかると、小児より重症になりやすい傾向にあります。
●ワクチンの副反応
時に発熱、発疹がみられ、まれに接種局所の発赤、腫脹、硬結がみられます。
■対象者
1歳~3歳未満
■接種方法
接種回数2回
1回目:標準的には1歳~1歳3か月までに接種
2回目:1回目終了後、3か月以上、標準的には6か月~12か月までの間隔をおいて接種