2024年第11週
~インフルエンザ、新型コロナ、
感染性胃腸炎、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
咽頭結膜熱~

2024年03月22日

今週の注目感染症 
2024年第11週(3月11日~3月17日)

●インフルエンザ
全県で罹患数2,280、定点当たり16.4の患者発生があり、前週の11.96から増加した。
定点当たりは、東部地区で19.5、中部地区で12.74、西部地区で16.38の発生があった。

●新型コロナ
全県で罹患数957、定点当たり6.88の患者発生があり、前週の6.37から増加した。
定点当たり東部地区で8.6、中部地区で6.24、西部地区で 5.64の患者が発生した。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数388、定点当たり4.36の患者発生があり、前週の5.39から減少した。
定点当たり東部地区で4.38、中部地区で3.67、西部地区で4.97の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数395、定点当たり4.44の患者発生があり、前週の4.15から増加した。
定点当たり東部地区で6.63、中部地区で2.7、西部地区で3.67の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数93、定点当たり1.04の患者発生があり、前週の0.96から増加した。
定点当たり東部地区で2.03、中部地区で0.56、西部地区で0.43の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は17.26で前週の16.14から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は42で前週と変わらず、注意報レベルの保健所を有する都道府県は43から42に減少した。
・静岡県において第11週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1) インフルエンザ (16.4)、2) 新型コロナ (6.88)、3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(4.44)、4)感染性胃腸炎 (4.36)、5)咽頭結膜熱 (1.04)、6)水痘(0.25)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(2024年3月22日更新)