海老名市予防接種情報提供サービス

予防接種を受ける時の注意事項

▼予防接種を受けに行く前にご確認いただきたいこと
・お子さんの体調はよいですか。
・今日受ける予防接種について、必要性や効果、副反応など理解していますか。
 予防接種を受ける前に、予防接種予診票つづりと一緒にお送りした「予防接種と子どもの健康」の冊子を必ずお読みください。もし、わからないことがあったら、接種をする前に医師に聞いてください。
・今日受ける予防接種の予診票と母子健康手帳は持ちましたか。
・予診票の問診項目の記入はしてありますか。
 問診項目は医師が予防接種ができるか判断するための重要な情報です。記入もれがないようにしましょう。

▼一般的な注意事項
予防接種は、体調のよいときに受けるのが原則です。日頃から、保護者の方はお子さんの体質、体調など健康状態によく気を配ってください。
体調の悪いときには無理をせず、次の機会を待ちましょう。お子さんの日ごろの体質や健康状態で何か気にかかることがあるときは、あらかじめ、かかりつけの医師やえびなこどもセンターにご相談ください。

▼予防接種を受けることができない場合
・明らかに熱がある(通常37.5℃以上)
・重い急性疾患にかかっていることが明らかである
・その日に受けるワクチンに含まれる成分(ゼラチン、卵など)でアナフィラキシー(※)をおこしたことがある
(※)アナフィラキシー:接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応。発汗、顔が急に腫れる、全身のじんましん、吐き気・嘔吐、声が出にくい、息苦しいなどの症状に続きショック状態になる激しい全身反応
・その他、医師が不適当な状態と判断した場合

▼予防接種を受ける際に注意を要する場合
以下の項目にあてはまると思われる場合は、かかりつけの医師に予防接種を受けてよいか前もって相談をしましょう。予防接種を受ける場合はその医療機関で接種を受けるか、あるいは診断書や意見書をもらってから接種に行きましょう。
・心臓病、肝臓病、腎臓病、血液の病気や発育障害などで治療や継続的な診察を受けている人
・これまでに予防接種を受けて2日以内に発熱、発しんなどアレルギーを思わせる異常がみられた人
・過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある人
 けいれん(ひきつけ)の起こった年齢、そのときの発熱の有無、その後けいれんが起こっているか、受けるワクチンの種類などで条件が異なります。かかりつけの医師と事前によく相談しましょう。
・過去に免疫不全の診断をされたことがある、または近親者で先天性免疫不全の方がいる人
・ワクチンの成分(ゼラチン・卵など)にアレルギーがあるといわれたことのある人
・家族など同居者、または遊び友達、クラスメートの間に、麻しん(はしか)、風しん、おたふくかぜ、みずぼうそうなどの病気が流行しているときで、その病気にこれまでかかったことのない人
・BCGは、家族に結核患者がいるなど、結核患者と長期間接触があった場合や過去に結核に感染している疑いがある人
・ヘプタバックスのバイアルの蓋には、ラテックス(乾燥天然ゴム)が含まれています。ラテックス過敏症のある方はアレルギー反応が出る可能性があるため、十分注意しましょう。

▼予防接種を受けた後に注意していただきたいこと
・予防接種を受けた後30分間は、接種会場(医療機関)でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応はこの間に起こることがまれにあります。
・接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
・接種部位は清潔を保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
・接種した当日はいつも通りの生活をしましょう。激しい運動は避けましょう。
・接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

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