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平成30年・21週~咽頭結膜熱 、流行性角結膜炎~

2018年06月01日

今週の注目感染症  平成30年・21週(5月21日~5月27日)

~咽頭結膜熱と流行性角結膜炎
咽頭結膜熱は発熱、咽頭炎、眼症状を主症状とする感染症で、主に小児にみられます。
咳やくしゃみなどの飛沫による感染や、患者とのタオル共有などによる接触で感染します。
流行性角結膜炎は強い結膜炎が主症状で、炎症が角膜にも及ぶことがあります。
小児に多いですが、幅広い年齢層でみられ、患者とのタオル共有などによる接触で感染します。
どちらもアデノウイルスの感染によるもので、これから夏にかけて多くみられます。
今後の発生動向に注意しましょう。

今週の定点把握対象疾患
・咽頭結膜熱の定点当たりの報告数は、鎌倉保健福祉事務所三崎センター管内 (6.00)で警報レベル(3)を超えています。また、厚木保健福祉事務所管内(1.55)でやや高くなっています。
・流行性角結膜炎の定点当たりの報告数は、相模原市 (11.00) で警報レベル(8)を超えています。
また、厚木保健福祉事務所管内 (4.67)でやや高くなっています。
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たりの報告数は、厚木保健福祉事務所管内(6.18)、平塚保健福祉事務所管内(6.14)、川崎市(4.35)でやや高くなっています。
・伝染性紅斑の定点当たりの報告数は、川崎市(1.57)、茅ヶ崎市(1.43)、横浜市(1.17)、鎌倉保健福祉事務所管内(1.17)でやや高くなっています。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成30年5月31日更新)

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