海老名市予防接種情報提供サービス

2021年・51週 ~E型肝炎、新型コロナウイルス感染症~

2021年12月31日

今週の注目感染症 
2021年・51週(12月20日~12月26日)

~E型肝炎~
今週、神奈川県では18件の発生報告がありました。
E型肝炎は、E型肝炎ウイルスにより引き起こされます。
E型肝炎ウイルスに感染すると急性肝炎を引き起こし、ときには劇症肝炎とよばれる重篤な肝炎を発症します。
B型肝炎やC型肝炎のように慢性化することはまれですが、同じように急性肝炎を引き起こすA型肝炎に比べて致死率が高く注意が必要です。
E型肝炎ウイルスは糞便中に存在しており、汚染された水や食べ物を摂取することで感染します。
また野生のイノシシやシカの肉を食べて感染することもあります。
予防として飲料水や食べ物の衛生状態に注意し、野生のイノシシやシカの肉を食べる際はよく加熱するようにしましょう。

~新型コロナウイルス感染症~
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今週の報告数は167例となり、前週141例とくらべて増加しています(※患者情報の変更により、前週と数字が異なる場合があります)。
11月にアフリカ南部を起源とする新規変異株であるオミクロン株が確認され、2022年1月5日時点で神奈川県でも9例のオミクロン株感染が確定しています。
今後流行株が変わっても、基本的な感染対策は十分に有効です。
今後も手洗い・マスク着用といった従来の行動維持を心がけてください。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(令和4年1月7日更新)

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