更新日:2025年6月30日

【B型肝炎について】
 B型肝炎は、B型肝炎ウイルスの感染によっておこる肝臓の病気です。B型肝炎ウイルスへの感染は、B型肝炎ウイルスに感染した血液等に接触した場合に、感染を起こすことがあり、一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。とくに乳幼児は免疫機能が未熟なため、キャリアになりやすいことが知られています。
 また、経過の違いから、急性肝炎と慢性肝炎があり、急性肝炎はまれに劇症化する場合もあることから注意が必要です。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなど命に関わる病気を引き起こすこともあります。

【B型肝炎予防接種について】
 ワクチンを接種することで、体の中にB型肝炎ウイルスへの抵抗力(免疫)ができます。免疫ができることで、一過性の肝炎を予防できるだけでなく、キャリアになることを予防し、まわりの人への感染も防ぐことができます。

【対象年齢】
生後1歳に至るまでの方(1歳の誕生日の前日まで)
注記1: 母子感染予防として、出生直後に抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受けた方は、健康保険が適用されるため、定期予防接種の対象外となります。
注記2: 平成28年(2016年)3月31日以前に生まれた方は、定期予防接種の対象外です。

【接種回数・接種間隔】
1歳の誕生日前日までに3回接種
(27日以上の間隔をあけて2回、1回目接種から139日以上の間隔をあけて1回接種)
標準的な接種期間は生後2カ月から生後9カ月に至るまで

【予診票発送時期】
1日から14日生まれの方は生後2カ月に達する前月
15日から31日生まれの方は生後2カ月に達する月
注記: 住所や氏名を変更した場合、予診票を紛失した場合は、接種前に予診票の再交付申請をしてください。

(詳しく知りたい方は下記URLをご覧ください)
中央区ホームページ/B型肝炎(定期予防接種)