2014年07月25日

ヘルパンギーナの予防、感染拡大防止のため、注意をお願いします。

ヘルパンギーナは、「夏かぜ」の代表的な疾患です。
2日から7日の潜伏期間の後、突然38度以上の発熱、続けて口腔内に水疱が出現し、水疱が破れて痛みを伴います。
治療は、発熱などつらい症状を緩和する対症療法が中心です。口の中に水疱ができるため、食事がとりやすいよう、柔らかく、薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけることが大切です。
【感染経路と予防方法】
咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスによる飛まつ感染と、水疱や便に排出されたウイルスが手などを介し、口や眼などの粘膜に入ってしまう経口・接触感染が主な感染経路です。
 外から帰った後、食事の前、トイレの後などに手洗いを行うことが最も大切です。治った後も3週間から4週間は便にウイルスが排泄されるため、集団生活ではタオルを共用することは避けましょう。